「換気の徹底により、感染症に負けない 日本をつくる」 C-Kanプロジェクト
観光バス・タクシー会社の経営者の皆様へ

換気の徹底をどうはかっていくか
コロナ禍の中、お客様が自分と家族の命と健康を守り、安心して交通機関を利用できるようにするためのご提案です。
はじめに)
コロナ対応として、換気の徹底が求められていることは、皆様ご承知のことと思います。お客様の認識も急速に深まり、換気の見える化が求められてくるのではないでしょうか。
いかに換気を徹底していても、そのことがきちんと伝わらないと安心してもらえません。
安心いただかなければ、乗車してもらえませんし、ツアーに参加してもらえません。
換気の徹底の事実を伝えるには、現在の室内のCO2濃度が安全基準の1000PPM未満であることを、目に見える形で確認できるようにすることが必要です。
お客様が車内のCO2濃度の生データが安全基準の1000PPM以下であることをスマホで確認できれば、安心いただけるのではないでしょうか。
C-Kanプロジェクトはこのことを可能にするシステムを用意しています。
1000PPMというのは厳しい数字です。狭い車内で空調を自動換気の内部循環モードにしていると数分で1000PPMを超えてしまいます。外気導入モード固定にしておくことは必須でしょう。
しかしそれだけでは不十分です。乗車人数、継続走行時間によっては強制換気が必要となるケースもありえます。強制換気は運転手の操作が必要となります。運転手も運転席に固定したスマホなどで、CO2濃度の数値を常時確認できるようにしなければならないのです。
タクシーの場合は外気導入モードに固定していればCO2濃度はほぼ1000PPM以下です。運転手とお客の双方がマスクをしていれば、リスクは少ないと言えますが、座席の前に、お客向けの換気対策についての案内メッセージを用意しておくべきかと思われます。
観光バスでは
1のケース
バスの中でCO2濃度測定を行い、座席による違いを検証し、違いが少ない場合には、少なくとも運転手とバスガイド、添乗員、前部座席のお客の見える範囲にCO2濃度測定器を置いて、いつでも数値をチェックできるようにします。画面は見やすい方がいいです。
ツアーの場合、添乗員がCO2濃度測定器を自席において、1000PPMを目安に運転手に注意を促すことも現実的です。添乗員からツアー客に説明を行えば、安心度も高まるのではないでしょうか。
CO2濃度測定器を購入される場合には、通産省の推奨するNDIR方式を採用し、校正/補正の機能があるものを選択ください。中国製がほとんどですが、不良品もあるので、よく売れていて評価の高いところ、問合せ対応のあるものをおススメします。昼間はCO2センサーを移動させて計測することが多くなるので、充電せずに長く使用できるものにしましょう。
Amazon等で1台5千円程度から簡単にお求めになれます。
2のケース
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車内の空気のよどみによってCO2濃度が高くなる場所(CO2換気アドバイザーが判断します)のコンセントにCO2濃度測定器を接続。
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測定器の生データ(5分おき)をクラウド経由で運転手と観光バス会社とバスガイドと添乗員とお客様のスマホで見られるようにします。座席に置かれた案内のQRコードからアクセスでき、換気とCO2濃度についても案内します。
こうした姿勢が旅行客への信頼感を高め、ツアー申込者の増加にも寄与することが期待できます。
C-Kanプロジェクトでは各座席設置用のご案内も提供します。2のケースについてのバス1台あたりの導入費と年間使用料は現在調整中です。
C-KanプロジェクトHPのお問合せフォームからご相談いただければ、対応しますので、お気軽にご相談ください。
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