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十数年前から、香典返しの定番のお茶の人気が薄れ、カタログギフトや商品券で対応するケースが増えてきたようです。
当日返しで一律に3000円程度の品物を渡すケースなどがありますが、高額の香典をお持ちいただいた方にも同様にするのは抵抗がありますね。
地方によって異なる場合もありますが、原則、半返しと言われているためです。
葬儀社や葬儀規模によっては、当日返しの香典返しの場合でも、いただいた金額によって、カタログギフトを使用できるケースもあるようです。

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【どんなギフト業者と話をすることになるのか】

当日なら葬儀社、翌日以降なら葬儀社から紹介されたところ、百貨店、ギフト専門店、通販業者(ギフト専門店が通販を手掛けているケースもみられます)などとなるようです。
地域によっては近くに百貨店も専門店も無い場合があり、とまどいますが、通販業者に電話・メールで相談することで、ご安心いただけるかと思います。
納得いくまで、相談できるかがポイントです。

【ギフト詐欺にご注意ください】

葬儀が終了すると返礼品や仏壇、お墓といったセールスがどこからか情報を得て自宅に訪問してきます。
残念ながら中には悪質なギフト業者もあり、受注した半分は未発送であったというケースがあったそうです。
信頼できる業者さんを選んでください.​。

【同封するもの】

挨拶状を同封します。
通常、四十九日の法要直後に送られるケースがほとんどです。
ギフト業者に送付をお願いするにあたって必要な情報としては、挨拶状に記載する戒名(記載するかどうかは任意です)、故人のお名前、送付者(通常、喪主)の氏名、住所、挨拶状に記載する名前(兄弟の名前など複数名を記載するかどうかは任意です)が必要となります。

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【カタログの選択】

もちろん送付先の住所、氏名、どのカタログを送付するかも、渡す必要があります。
カタログによって一定の金額が決められています。
カタログは贈答用の品物中心の1種類の場合(カタログの表紙等は異なっていても、香典返し独自の品物がチョイスされたカタログは少ないようです)もあれば、グルメギフトと組み合わせて2種類を同封することもできます。
金額が大きいと、なかなか欲しいものが見つからないケースが見られ、グルメギフトがあることが重宝しているようです。 

カタログギフトは金額とシステム料(同封する専用の注文はがき作成や品物の送料など)と消費税が加算されますので、ご注意ください。
結果的にトータル費用でいただいた金額の半額にするのか、システム使用料・消費税はこちらの負担で考えるのか、特に決まりはありません。
“半返し”といっても、消費税や送料で端数は出てしまいます。
供花や供物をいただいたなども合わせて、お返し金額をご判断いただいても良いかと思います

【百貨店がおススメ】

百貨店の場合も、高島屋など一部を除き、自社オリジナルのカタログではなく、専門業者のカタログを使用しているケースがほとんどかと思われますが、百貨店の包装紙を使用してくれるので、信用面でのメリットがあります。

百貨店の店頭に伺えば、専門コーナーがあって、いろいろ教えてくれるので、おススメです。
最近、百貨店にあまり行かないという方も、ぜひご利用になってみてはいかがですか。
その洗練されたサービスに驚かされます。

【お支払】

発送後に送られる請求書に基づいて支払います。通販の場合には先払いのケースもあります。

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【注文したかどうかは教えてもらえる】

何を注文したかどうかを含め、3か月後などに一覧を送るサービスが行われているようです。
その時点で注文が来ていない場合もありえますが、そんなときに特定のものをお送りするかどうかは、業者にご確認ください。
一定時期に催促状(といっても確認のためのもの)を送るかどうかも、業者にご確認ください。注文が無かったからといって、金額が戻ってくるケースは無いようです。

【どんな商品の注文が多いか】

商品券がある場合はどうしても多くなりますが、金額が明確になることを嫌って、カタログには商品券が記載されていないケースが多いようです。
その場合には、グルメや、健康関連のグッズを注文される方が多いようです。

​ご相談は奥原由実さんへ

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