「換気の徹底により、感染症に負けない 日本をつくる」 C-Kanプロジェクト
スポーツジムの経営者の皆様へ
換気の徹底をどうはかっていくか
コロナは5類に移行しましたが、お客様が感染症のリスクから命と健康を守り、安心して室内での運動を楽しめるようにする必要があります。
一方で、電気代が高くなり、どうやって電気代を節減するかも重要です。
この二つを両立させる必要があります。
激しい運動を行っているときは、安静時と比べて、呼気とともに排出されるエアロゾル粒子が平均で130倍に増えることが、ドイツの科学者が中心となって行なった最新研究で明らかになっています。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のクラスターが、屋内で大人数が運動を行った状況で多く発生した理由と考えられています。
しかし、換気によって感染を防止することが十分可能です。
各所にあるドアを開け放ち、自然な換気を促すことがシンプルな解決策ですが、日本の暑い夏、寒い冬においては、スポーツジム内はエアコンによる温度調整が特に欠かせません。換気設備の有効活用が極めて重要となります。当然、電気代が高くなり、どうやって電気代を節減するかどうかは経営上重要といえます。
電気代については、エアコンによるものが約半分を占めています。エアコンはインバーターのものが多くなっていますが、換気によって外気を取り入れると、特に夏や冬には消費電力が増大します。
利用者が少ない時間帯など、CO2濃度が1000PPM以下であるならば、換気をOFFにして、消費電力を抑えることができるのです。この影響は非常に大きいため、3割程度の電気代節減の可能性があるのです。
とはいえ、CO2濃度が1000PPMを超えないよう、いかに換気を徹底していても、そのことがきちんと伝わらないと安心して利用してはもらえない可能性があります。
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