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1000PPM倶楽部

店舗編

選択はC-Kanスペシャルの導入。

1000PPM倶楽部の考え方に沿ったものです。

電気代が高くて困っている店は多いのではないでしょうか。

新しい方策は無いものでしょうか。

特に多くの店舗では、エアコンの電気使用量が全体の約半分となっており、快適さはそのままに、エアコンの電気使用量を減らすことが求められます。

1000PPM倶楽部の考え方、取組みはコロナ化での経験を踏まえて生まれたもので、ほとんどの店舗において検討の余地があります。

1000PPM倶楽部とは

換気の必要性は空間の大きさと、その中の人口密度で決まる。

必要以上の換気をやめて、必要な換気だけ徹底する。そうすれば温度差のある外気の流入が減るため、空調(エアコン)の電気代が安くなり、地球温暖化防止につながる。

換気をしなければ、呼気によってCO2濃度が次第に上昇し、感染症のリスクが高まる。

コロナ下で目安とされた判断の分かれ目がCO2濃度1000PPM(※1)で、判断に必要なツールがCO2センサー

換気スイッチのONOFFや強弱でCO2濃度を管理する(※2)のが1000PPM倶楽部の基本的な考え方。

1000PPM倶楽部は「換気の管理により、地球温暖化を防止し、感染症に負けない日本をつくる。」ことをめざしています。

  • CO2センサーはコロナ対応のためのものと思われている店も多いかもしれませんが、実は電気代削減にも有効なのです。

  • 換気ONの時間を短くすることができれば、エアコンの出力を減らし、全体の電気代を年間で10%程度安くすることができる可能性があります。特に夏においては、換気スイッチをにするかにするかで、エアコンの電気代が2倍近く違ってくる場合があることがわかっています。

  • 小さい店はC-Kanベーシックをご検討ください。24時間換気が入っているところも多く、その場合には強弱のを選択します。

  • 市販のCO2センサーを使用してCO2濃度が1000PPMに近くなると、強に変更し、それでも下がらない場合には窓開けを行いましょう。

  • 換気扇のある場所が戸を閉めることで、室内の換気が妨げられることのないよう、ご注意ください。

  • また、小さい飲食店の場合には、キッチンの換気扇が中心となっており、におい防止の観点から調理中は換気扇をOFFにできず、電気代削減が難しくなっています。

  • 大規模商業施設に入っている店は全館でCO2濃度が低く抑えられているので、換気装置のONOFFは不要です。

  • 個室で換気が難しい場合は、戸や窓を開けるか、空気清浄機を活用することが必要です。

  • 店の改装工事を行ってからしばらくは、シックハウスを防止するためにも、換気は常時ONにすべきです。

  • 換気スイッチがどこにあるかによって異なりますが、曜日時間帯別に管理することも可能な事が多いです。

  • 但し、換気装置のONOFFは人手でやっていただく必要がありますので、ご留意ください。

  • 市販のCO2センサーを各個室に設置し、CO2濃度によって窓開け、入口開けを利用者にお願いすることも考えていいのではないでしょうか。

電気代削減はCO2排出量の削減、地球温暖化防止にもつながります。

可能なら春、秋にはエアコンを止めて、その代わり窓開けや常時換気を行ってはいかがでしょうか。

1000PPMで換気を管理することについては、利用者にその必要性をよく説明し、理解いただくことが望まれます。

C-Kanプロジェクト(C=Kanスペシャル、C-Kanベーシック)では1000PPM倶楽部参加店であることを示すステッカー、A4ポスターと案内カードを用意しています。A4ポスター、案内カードにはQRコードが2種類記載されており、一つのQRコードをクリックすると1000PPM倶楽部のサイトにつながり、CO2濃度1000PPMで管理することの意義をご理解いただけます。もう一種(CO2センサーの数だけあります)のQRコードをクリックすると、スマホでどこからでもCO2濃度を知ることができます。

室内のCO2濃度/温湿度をリアルタイムでアプリに通知過去のデータをグラフでかんたん確認できるタイプのセンサー

店用ポスター.png

※1)空気中の二酸化炭素濃度は0.04%程度だが、呼気にはCO2が3~5%と多く含まれていることから、CO2濃度を測定することによって、感染者が室内にいた時の空気中に漂うウィルスの量のレベルが分かる。コロナなどのウィルスに特有のエアロゾル感染は、CO2の濃度が1000PPMを超えると感染リスクが高まります。CO2濃度1000PPMは新型コロナウィルス感染症対策分科会が示した目安であり、建築物環境衛生管理基準値であり、結核の二次感染リスクを97%低減できる閾値です。

 

※2)建物には換気装置がついていて、換気を調整できるようになっています。しかし人がいなくても換気をしています。

夏場は換気でエアコンの冷気を外に排出してしまい、外の熱気を吸い込んで部屋の温度が急上昇、エアコンはフル稼働して設定温度を保っています。

冬場はエアコンの暖気を外に排出してしまいます。外の冷気も吸い込んで部屋の温度が急低下、エアコンがフル稼働して設定温度を保っています。

換気の状態に合わせて換気装置をONOFFすれば、無駄な換気によるエネルギーロスを大幅カットできます。

CO2濃度を1000PPM以下にコントロールするために通常の換気をOFFにすれば、年間の電気代を10%から25%削減することが可能です。夏のエアコンの電気使用量は半分近くに削減できます。

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